日経トレンディで2023年トレンド1位が「コンビニジム」
コンビニジムのチョコザップでは、普通の服のまま、普通の買い物に行くような靴のままトレーニングをしている人がたくさんいます。仕事に行くような革靴にワイシャツで運動してる人もいます。
全国200店舗のチョコザップ(chocoZAP)
チョコザップ(chocoZAP)は月額2980円(税抜き)、全国に200店舗あります。フィットネスだけでなく、セルフエステやセルフ脱毛もできます。
24時間営業のコンビニジム。
いつでも「やろう」と思ったときに時に、準備不要で気軽に立ち寄ることができます。
着替え不要 手ぶらでOK
スキマ時間にふらっと入ってきて、ちょこっと運動できます。服装自由なので、着替えが不要なんです。10分ほどで運動を終えて出て来る人も多いです。
着替えたりする必要がないので、手ぶらで OK です。
仕事の昼休みでも利用できるのがいい
ということで「ちょっこっと」来ています。
スーパーに行くついでに着ている服のまま来ている主婦も
スポーツウェアを着なくてもいいので、気楽な感じで来れる
という口コミです。
リモートワーク・在宅ワークの合間に来てるから、楽でラフな格好で来れるので入りやすい
運動初心者の人をターゲットに
chocoZAP運営会社によると、運動初心者の人をメインのターゲットにしています。
今までジムに行ったことない40代、50代の女性に来てほしい
ということです。
セルフエステやセルフ脱毛も使い放題
女性向けにはセルフエステルームがあります。完全予約制です。
セルフエステやセルフ脱毛の機械を自由に使えます。これは嬉しいですよね。
もう家庭用脱毛器を買う時代は終わったかもしれませんね。
フィットネスジム Fit 365は家族4人まで通い放題
フィットネスジム Fit 365も24時間営業です。こちらは月額税抜き2980円で、家族4人まで通い放題。すごいですね。
- お父さんが朝の出勤前に、
- 子供は夕方の放課後、
- 母親は週末
というふうにそれぞれの生活スタイルに合わせて利用できます。
女性専用エリアつき
さらに嬉しいのは「女性専用エリア」があること。月500円の追加料金で使うことができます。セキュリティ会社とつながる防犯スイッチを貸し出ししています。夜間でも安心してトレーニングできるようになっています。
仕事帰りに利用してる女性の口コミでは、
周りの目も気にならずマイペースにトレーニングできる。
と非常に好評です。
男性の中に自分一人だけ女性がいるよりも、女性が多い方が通いやすいですよね。
空き時間を有効活用できて「タイパ」のいいコンビニジム
いかに空き時間を効率的に使うか。例えば「お子さんの習い事に預けてる間にお母さんが運動する」なんてこともできますよね。「タイパ」がいいので人気なんです。
コンビニジムが低価格にできる理由
チョコザップは価格が非常に安いですよね。オフィス街や住宅街の駅近の便利なチョコザップ。低価格にできる理由は、例えば新宿のオフィス街にもあるチョコザップ店舗は、最寄り駅から徒歩10分です。好立地を考えれば家賃だけでも相当高額なはずですが、、
コンパクトなスペースで設備は厳選
chocoZAP月額料金が低価格であるポイントは、従来のスポーツジムに比べて、コンパクトなスペースであること。そのため、シャワーやサウナ、大浴場などはありません。
置いてあるマシンも、ランニングマシーン、エアロバイク、筋トレマシンの中でも初心者が使いやすいマシーンに絞っています。マシンの種類を絞ってるのでこれぐらいの規模でも一般の方には十分満足してもらえるような機材を揃えてます。
チョコザップではスタッフが不在 無人店舗
そしてチョコザップでは基本的にスタッフが不在なんです。受付はスマホのアプリでロック解除。警備員の代わりに AI 搭載のカメラがあります。マシンの使い方も、インストラクターの代わりに備え付けの端末でチェックできます。
コンビニのように気軽に通いやすい環境づくりが目標
コンビニのようにありとあらゆる所にあって、利用者が行きやすい、便利に通える環境を作っていきたい
と考えています。
Fit365は郊外に出店 広いスペースと大型モニターでのレッスンで差別化
Fit365は家賃の安い郊外に出店しています。
Fit365を運営しているのはスーパービバホームやホームセンタームサシの「アークランド」。コンビニジムのFit365とは別に、シャワー、お風呂やサウナも完備したスポーツクラブJOYFITも運営しています。
店舗は広々していますが、ヨガやダンス、エアロビクスなどを行う広い「バーチャルスタジオ」は指導するトレーナーもいません。
トレーナー・インストラクターを雇う人件費をカット
インストラクターの代わりに、大型モニターに映して、動画プログラムでトレーニングします。毎日1時間刻みで細かくぎっしりメニューが入っていますね。マンションやアパートでは飛び跳ねたりする運動やダンスはできませんから、楽しく活用したいですね。
Fit365ではトレーナーを雇う人件費をカットしてるので、料金も大幅に安くできます。
「気がね不要」と好評
これはこれで利用者には好評です。トレーナーがいると、「見られている」という感じで
テンション上げて!
とか、盛り上げてくれるのはいいんですが、、、そういうのにちょっとついていけない時もありますよね。
特に運動初心者の方は、周りが慣れてる人ばかりのグループレッスンに初めて入ると、結構焦っちゃいますよね。
自分のペースで気楽にできる。っていうところは、動画レッスンのいいところじゃないでしょうか。
Fit365でもコラーゲンマシンやタンニングマシン、水素水やプロテインサーバーが利用できる
Fit365も日本全国に100店舗近くあります。こちらはスペースに余裕があるので、チョコザップにはなかったダンベル、フリーウェイト、シャワーや休憩スペースもあります。トレーニングマシンも1施設平均80台ということなので、埋まってしまう心配もありません。
また、オプション(別料金)ですが、店舗間の相互利用が可能だったり、契約ロッカーが利用できたり、一部店舗のみですが、
- 水素水
- 体組成計
- コラーゲンマシン
- タンニングマシン
- プロテインサーバー
などが利用できます。
まとめ:チョコザップとFit365を比較 2大コンビニジム どっちがおすすめ?
従来のスポーツジムより大幅に手軽な料金を実現したコンビニジム
コンビニジムとして従来のスポーツジムより大幅に手軽な料金を実現したチョコザップとFit365。どちらも低料金の決め手は無人化、省力化でした。さらにFit365では土地の安い郊外に出店することで、月額約3000円で家族4人まで通い放題という、まさに価格破壊を実現しました。
どちらも女性向けサービスが素晴らしい
チョコザップのセルフエステ、セルフ脱毛のような女性向けのサービスは、Fit365でのバーチャルスタジオでのヨガ、ピラティス、ダンスなどのレッスンやオプションのレディースエリア、そして一部店舗のコラーゲンマシンなど似ている部分もあります。
運動初心者にきっかけを与えるコンビニジム
どちらも、筋肉やトレーニングに関する知識を持っているプロフェッショナルを置かない代わりに、今までまったくスポーツジムに行ったことがないような、運動初心者に、「運動始めてみようかな」と思わせるきっかけを与えてくれいている点も共通しています。
出店戦略やターゲットの属性・家族構成は大幅に異なる
しかし、出店戦略やターゲットの属性・家族構成は大幅に違います。都心部・駅近を中心に小型ジムを大量出店しているチョコザップは、まさにコンビニ型。都会で一人暮らしをする20-30代の会社員、OL、学生など。
無人店舗で24時間365日使い放題、というのは、そんな属性にうってつけです。
一方、Fit365は郊外に出店し、より幅広いファミリー層をターゲットにしています。ホームセンターはコンビニより商圏も広いですが、Fit365も広い駐車場があれば問題はありません。主婦や子供にも立ちより安い安全な空間を提供しています。
運動を始めるハードルを下げる
チョコザップの「着替えなくてもいい」というのは、とにかく「運動を始めることへのハードルを下げる」ということです。コロナになって運動不足を実感している人も多いですよね。何か運動を始めたい、という方にはコンビニジムが最適です。
運動は継続が重要
着替えがないのは楽ですし、汗だくになるまでやってしまうとしんどくなって続かない場合もあります。1日5分でもいいので、毎日のように運動を継続すること、それが重要です。
自宅でのオンラインフィットネス サブスクも急増
この2年、外出自粛などの影響で、自宅でのオンラインレッスン、フィットネスジムのサブスクも非常に増えています。特に女性では休日にお化粧をしなくてもいいのが人気です。オンラインヨガやオンラインピラティスはジムに通うよりも料金が手ごろなので、始めやすいです。
スポーツジムの新たな選択肢が増えた
コンビニジムは従来のスポーツジムやフィットネスジムのようなフル装備・フルサービスではないかもしれません。でも、ダンベルやウェイトリフティングなどもっとマニアックな筋トレマシンが使いたかったり、シャワーが必要なら、従来のスポーツジムに通えばいいですし、しっかり専属トレーナーについてもらって筋トレやダイエットをしたかったら、ライザップのようなパーソナルジムに行ってもいいですよね。
このように、スポーツジム、エクササイズをする場所に、いろんな選択肢が増えてるということですよね。
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